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#176 樽型FMラジオ

比較的よくお目にかかる型のラジオだが、このアイデアの考案者は、きっと酒造メーカーにノベルティ・ラジオとして使ってもらいたかったに違いない。ただ、館長の知る限り、その目論見に合致したラジオをこれまでに見たことがない。

スタンドアロンで勝負するにはチト芸がない。せめて木製樽にでもして、木の香を漂わせるとか、コック部分をボリュームつまみにするとか、もうヒトヒネリが欲しかったなぁ・・・。
ひょっとしたら、このラジオのデザイナーは、ノベルティラジオの元祖ともいうべきアメリカの Keg Radio 社製のラジオをイメージしていたのかもしれない。

Keg Radio はイリノイ州シカゴにあったラジオメーカーで、1930〜40年代には、左写真のような樽型のラジオを何種類か作っている。詳しくは次のサイトをご覧いただこう。内部は見かけ以上に立派なスーパー・ヘテロダインで、中華製とは月とスッポンである。
http://www.antiqueradio.com/・・・

【仕様】
FMのみ ダイヤルチューニング式
単三電池2本使用
アナログVR SP式
出生地 中国

基板とコントロール部はすべて '蛇口' の裏側にまとめられている。特に変わった仕様ではないが、モノバンドにしては部品点数が多い。
ICはCD7613CPという文字がかろうじて読み取れる。

ラジオとしての性能は、デザイン安直さに釣り合った「それなりレベル」だ。樽がSPボックスとしての働きもするから、そこだけは認めてあげてもいいような気がする。



 

コメント
B級、懐かしいあの頃、夢があって良かったじゃありませんか!今だって魅力大です。
  • マックジーニアス
  • 2012/11/02 7:37 AM
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